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タンパク質合成および分解アッセイ新生タンパク質の標識、タンパク質発現変化の評価、またはタンパク質修飾の研究 |
タンパク質の産生と分解の独立した機構は細胞内でバランス、すなわち恒常性を維持するために連動して機能します。新たに合成されたタンパク質を空間的および時間的に分解して標識できると、タンパク質の平衡状態や、疾患や実験モデルにおけるこの変動の影響を研究する方法を得ることができます。Click-iT Plus技術は、さまざまな蛍光標識で新生タンパク質を標識する方法や、パルスチェイス型実験を用いた、合成および分解の経時的研究を可能にします。蛍光マーカーで標識したタンパク質は、オートファジー経路を介して追跡したり、LC3B、p62、またはその他のオートファジーマーカーでマルチプレックス化して、タンパク質の分解プロセスを調査できます。
Click-iT技術は、グリコシル化や脂肪酸付加などのタンパク質修飾の研究にも使用できます。さまざまな蛍光標識と反応条件から選択できるため、新生タンパク質標識を、蛍光タンパク質などの他の細胞検出方法とマルチプレックス化できます。
ターゲット | 製品名 | タグ | サイズ | 製品番号 |
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新生タンパク質 | Click-IT AHA (L-Azidohomoalanine) | アジド | 5 mg | C10102 |
Click-iT HPG (L-homopropargylglycine) | アルキン | 5 mg | C10186 | |
OPP (O-propargyl-puromycin) | アルキン | 5 mg | C10459 | |
ゲラニルゲラニル化タンパク質 | Click-iT geranylgeranyl alcohol | アジド | 5 mg | C10249 |
フコシル化グリカン | Click-iT fucose alkyne | アルキン | 5 mg | C10264 |
パルミチル化タンパク質 | Click-iT palmitic acid, azide | アジド | 1 mg | C10265 |
ミリストイル化タンパク質 | Click-iT myristic acid, azide | アジド | 1 mg | C10268 |
O結合型糖タンパク質 | Click-iT GalNAz (tetraacetylated N-azidoacetylgalactosamine) | アジド | 1 each | C33365 |
シアル酸修飾糖タンパク質 | Click-iT ManNAz (tetraacetylated N-azidoacetyl-D-mannosamine | アジド | 1 each | C33366 |
O-GlcNAz修飾糖タンパク質 | Click-iT GlcNAz (tetraacetylated N-azidoacetylglucosamine) | アジド | 1 each | C33367 |
新生タンパク質や、疾患、薬物治療、または環境変化に起因するタンパク質発現の変化を検出および特性評価する能力は、細胞毒性測定において重要なパラメーターです。Click-iT AHA技術は、蛍光顕微鏡、フローサイトメトリー、およびハイコンテントスクリーニング(HCS)を利用して新生タンパク質合成を検出する、迅速で高感度で、無毒性かつ非放射性の方法を提供します。Click-iT AHAは、新生タンパク質の捕捉に使用したり、電気泳動ゲルやウェスタンブロットにおいてタンパク質分析検出キットとともに使用できます。
図1.Duplicateで実行したDose-responseカーブ。U2OS細胞をアニソマイシン(17 pM–1 μM)、シクロヘキシミド(85 pM–5 μM)、またはピューロマイシン(1.7 nM–100 μM)中でL-メチオニンフリー培地と50 μM Click-iT AHAで30分間処理しました。細胞を洗浄、固定、透過処理し、Alexa Fluor® 488 alkyneを用いたクリック反応後に、新生タンパク質合成を検出しました。Thermo Fisher Scientific Cellomics® ArrayScan® VTI platformを用いてイメージングおよび解析を行いました。
新生タンパク質合成を標識するためのClick-iTツールには、脂肪酸結合やグリコシル化などのさまざまな翻訳後修飾を検出するための標識があります。これらのアジド含有生体分子は細胞や動物に供給され、タンパク質に能動的に取り込まれます。
図2. Click-iT GalNAz糖タンパク質標識試薬を使用したTetrahymena pyriformis の染色。Image-iT Fixation/Permeabilization Kitを使用して固定および透過処理した後、EdUを取り込んだDNAをAlexa Fluor 488アジドで、GalNAzを取り込んだ細胞成分をAlexa Fluor 555アルキンで標識しました。
製品 | Click-iT HPG Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT HPG Alexa Fluor 594 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 594 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 647 Protein Synthesis Assay Kit | ||
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ターゲット | |||||||
リードアウト | |||||||
蛍光標識 | Alexa Fluor 488 | Alexa Fluor 594 | Alexa Fluor 488 | Alexa Fluor 594 | Alexa Fluor 647 | ||
標準フィルターセット | FITC | Texas Red | FITC | Texas Red | Cy®5 | ||
励起/蛍光(nm) | 495/519 | 590/617 | 495/519 | 590/617 | 650/670 | ||
シグナル対ノイズ比 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
光安定性 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
マルチプレックス解析 | 抗体標識や一般的な細胞または組織染色に適合 | 蛍光タンパク質からのシグナルを保持、in vivo標識に最適 | |||||
サンプルタイプ | 培養細胞用に最適化済み | 洗浄不要のプロトコル;試薬を直接培養培地に添加可能 | |||||
フォーマット | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | ||
製品番号 | C10428 | C10429 | C10456 | C10457 | C10458 |
Click-iT HPG Alexa Fluor Protein Synthesis Assay Kitsは、蛍光顕微鏡法、ハイコンテントイメージング、またはフローサイメトリーを利用し、迅速かつ高感度で新生タンパク質合成を検出する、非毒性、非放射性の方法を提供します。L-ホモプロパルギルグリシン(HPG)はアルキン部位を含有するメチオニンのアミノ酸類似体で、培養細胞に供給され、活性タンパク質の合成中にタンパク質に取り込まれます。Alexa Fluorアジドを添加すると、蛍光アジドとアルキンとの間に化学選択的「クリック」反応が生じ、画像ベースの分析によって修飾タンパク質を検出できるようになります。
Click-iT HPG Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay KitはClick-iT AHAおよびAlexa Fluor 594 Alkyneと組み合わせて使用でき、新生タンパク質合成における差異を空間的または時間的に測定できます。
図3.Click-iT HPGを使用した、構造的に無関係な分子によるタンパク質合成阻害のモニタリング。Click-iT HPG Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kitを使用して、2つの薬剤と3種類の細胞タイプにおける用量依存的減少をモニタリングしました。
Click-iT Plus OPP Alexa Fluor Protein Synthesis Assay Kitsは、蛍光顕微鏡法、ハイコンテントイメージング、またはフローサイメトリーを利用し、迅速かつ高感度で新生タンパク質合成を検出する、非毒性、非放射性の方法を提供します。このアッセイでは、O-プロパルギル-ピュロマイシン(OPP)が、メチオニン含有完全培地中で新たに翻訳されたタンパク質に効率的に取り込まれ、迅速で特異性が高く穏やかなクリック反応によって明るく光安定性のあるAlexa Fluor色素で蛍光標識されます。
図4. Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 647 Protein Synthesis Assay Kitを使用して新生タンパク質合成を標識しました(核内の青色の点状蛍光として示されています)。タリン-GFP融合タンパク質は緑色で、F-アクチン染色は赤色で示されています。
製品 | Click-iT AHA Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kit |
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ターゲット | 新生タンパク質合成 |
リードアウト | タンパク質は蛍光標識用に、「クリック」ケミストリーを使用して合成中にタグ付けされる |
蛍光標識 | Alexa Fluor 488 |
標準フィルターセット | FITC |
励起/蛍光(nm) | 495/519 |
シグナル/ノイズ | ![]() |
光安定性 | ![]() |
マルチプレックス解析 | 抗体標識や一般的な細胞または組織染色に適合 |
サンプルタイプ | HCSアッセイに最適化済み |
フォーマット | 2 plates |
製品番号 | C10289 |
Click-iT AHA Alexa Fluor 488 Protein Synthesis HCS Assayは、蛍光顕微鏡やハイコンテントイメージングを利用して新生タンパク質の合成を検出する、迅速で高感度、無毒性、非放射性の方法を提供します。Click-iT AHAを培養細胞に添加すると、アミノ酸が活性タンパク質合成中にタンパク質に取り込まれます。取り込まれたアミノ酸の検出には、アジドとアルキンの間の化学選択的ライゲーション、すなわち「クリック」反応を利用します。この反応では、アジド修飾タンパク質がAlexa Fluor 488 Alkyneによって検出されます。
図5.Duplicateで行ったDose responseカーブ。U-2 OS細胞をアニソマイシン(17 pM–1 μM)、シクロヘキシミド(85 pM–5 μM)、またはピューロマイシン(1.7 nM–100 μM)中でL-メチオニンフリー培地と50 μM Click-iT AHAで30分間処理しました。細胞を洗浄、固定、透過処理し、Alexa Fluor 488 alkyneを用いたクリック反応に続いて新生タンパク質合成を検出しました。Thermo Fisher Scientific Cellomics ArrayScan VTI platformを用いてイメージングおよび解析しました。
製品 | Click-iT Protein Enrichment Kit, for click chemistry capture of azide-modified proteins |
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ターゲット | 新生タンパク質合成 |
リードアウト | タンパク質は、「クリック」ケミストリーを使用して合成中にタグ付けされる |
フォーマット | スピンカラム |
製品番号 | C10416 |
ターゲット | 製品名 | タグ | サイズ | 製品番号 |
---|---|---|---|---|
新生タンパク質 | Click-IT AHA (L-Azidohomoalanine) | アジド | 5 mg | C10102 |
Click-iT HPG (L-homopropargylglycine) | アルキン | 5 mg | C10186 | |
OPP (O-propargyl-puromycin) | アルキン | 5 mg | C10459 | |
ゲラニルゲラニル化タンパク質 | Click-iT geranylgeranyl alcohol | アジド | 5 mg | C10249 |
フコシル化グリカン | Click-iT fucose alkyne | アルキン | 5 mg | C10264 |
パルミチル化タンパク質 | Click-iT palmitic acid, azide | アジド | 1 mg | C10265 |
ミリストイル化タンパク質 | Click-iT myristic acid, azide | アジド | 1 mg | C10268 |
O結合型糖タンパク質 | Click-iT GalNAz (tetraacetylated N-azidoacetylgalactosamine) | アジド | 1 each | C33365 |
シアル酸修飾糖タンパク質 | Click-iT ManNAz (tetraacetylated N-azidoacetyl-D-mannosamine | アジド | 1 each | C33366 |
O-GlcNAz修飾糖タンパク質 | Click-iT GlcNAz (tetraacetylated N-azidoacetylglucosamine) | アジド | 1 each | C33367 |
新生タンパク質や、疾患、薬物治療、または環境変化に起因するタンパク質発現の変化を検出および特性評価する能力は、細胞毒性測定において重要なパラメーターです。Click-iT AHA技術は、蛍光顕微鏡、フローサイトメトリー、およびハイコンテントスクリーニング(HCS)を利用して新生タンパク質合成を検出する、迅速で高感度で、無毒性かつ非放射性の方法を提供します。Click-iT AHAは、新生タンパク質の捕捉に使用したり、電気泳動ゲルやウェスタンブロットにおいてタンパク質分析検出キットとともに使用できます。
図1.Duplicateで実行したDose-responseカーブ。U2OS細胞をアニソマイシン(17 pM–1 μM)、シクロヘキシミド(85 pM–5 μM)、またはピューロマイシン(1.7 nM–100 μM)中でL-メチオニンフリー培地と50 μM Click-iT AHAで30分間処理しました。細胞を洗浄、固定、透過処理し、Alexa Fluor® 488 alkyneを用いたクリック反応後に、新生タンパク質合成を検出しました。Thermo Fisher Scientific Cellomics® ArrayScan® VTI platformを用いてイメージングおよび解析を行いました。
新生タンパク質合成を標識するためのClick-iTツールには、脂肪酸結合やグリコシル化などのさまざまな翻訳後修飾を検出するための標識があります。これらのアジド含有生体分子は細胞や動物に供給され、タンパク質に能動的に取り込まれます。
図2. Click-iT GalNAz糖タンパク質標識試薬を使用したTetrahymena pyriformis の染色。Image-iT Fixation/Permeabilization Kitを使用して固定および透過処理した後、EdUを取り込んだDNAをAlexa Fluor 488アジドで、GalNAzを取り込んだ細胞成分をAlexa Fluor 555アルキンで標識しました。
製品 | Click-iT HPG Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT HPG Alexa Fluor 594 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 594 Protein Synthesis Assay Kit | Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 647 Protein Synthesis Assay Kit | ||
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ターゲット | |||||||
リードアウト | |||||||
蛍光標識 | Alexa Fluor 488 | Alexa Fluor 594 | Alexa Fluor 488 | Alexa Fluor 594 | Alexa Fluor 647 | ||
標準フィルターセット | FITC | Texas Red | FITC | Texas Red | Cy®5 | ||
励起/蛍光(nm) | 495/519 | 590/617 | 495/519 | 590/617 | 650/670 | ||
シグナル対ノイズ比 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
光安定性 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
マルチプレックス解析 | 抗体標識や一般的な細胞または組織染色に適合 | 蛍光タンパク質からのシグナルを保持、in vivo標識に最適 | |||||
サンプルタイプ | 培養細胞用に最適化済み | 洗浄不要のプロトコル;試薬を直接培養培地に添加可能 | |||||
フォーマット | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | カバースリップ25枚/ プレート2枚 | ||
製品番号 | C10428 | C10429 | C10456 | C10457 | C10458 |
Click-iT HPG Alexa Fluor Protein Synthesis Assay Kitsは、蛍光顕微鏡法、ハイコンテントイメージング、またはフローサイメトリーを利用し、迅速かつ高感度で新生タンパク質合成を検出する、非毒性、非放射性の方法を提供します。L-ホモプロパルギルグリシン(HPG)はアルキン部位を含有するメチオニンのアミノ酸類似体で、培養細胞に供給され、活性タンパク質の合成中にタンパク質に取り込まれます。Alexa Fluorアジドを添加すると、蛍光アジドとアルキンとの間に化学選択的「クリック」反応が生じ、画像ベースの分析によって修飾タンパク質を検出できるようになります。
Click-iT HPG Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay KitはClick-iT AHAおよびAlexa Fluor 594 Alkyneと組み合わせて使用でき、新生タンパク質合成における差異を空間的または時間的に測定できます。
図3.Click-iT HPGを使用した、構造的に無関係な分子によるタンパク質合成阻害のモニタリング。Click-iT HPG Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kitを使用して、2つの薬剤と3種類の細胞タイプにおける用量依存的減少をモニタリングしました。
Click-iT Plus OPP Alexa Fluor Protein Synthesis Assay Kitsは、蛍光顕微鏡法、ハイコンテントイメージング、またはフローサイメトリーを利用し、迅速かつ高感度で新生タンパク質合成を検出する、非毒性、非放射性の方法を提供します。このアッセイでは、O-プロパルギル-ピュロマイシン(OPP)が、メチオニン含有完全培地中で新たに翻訳されたタンパク質に効率的に取り込まれ、迅速で特異性が高く穏やかなクリック反応によって明るく光安定性のあるAlexa Fluor色素で蛍光標識されます。
図4. Click-iT Plus OPP Alexa Fluor 647 Protein Synthesis Assay Kitを使用して新生タンパク質合成を標識しました(核内の青色の点状蛍光として示されています)。タリン-GFP融合タンパク質は緑色で、F-アクチン染色は赤色で示されています。
製品 | Click-iT AHA Alexa Fluor 488 Protein Synthesis Assay Kit |
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ターゲット | 新生タンパク質合成 |
リードアウト | タンパク質は蛍光標識用に、「クリック」ケミストリーを使用して合成中にタグ付けされる |
蛍光標識 | Alexa Fluor 488 |
標準フィルターセット | FITC |
励起/蛍光(nm) | 495/519 |
シグナル/ノイズ | ![]() |
光安定性 | ![]() |
マルチプレックス解析 | 抗体標識や一般的な細胞または組織染色に適合 |
サンプルタイプ | HCSアッセイに最適化済み |
フォーマット | 2 plates |
製品番号 | C10289 |
Click-iT AHA Alexa Fluor 488 Protein Synthesis HCS Assayは、蛍光顕微鏡やハイコンテントイメージングを利用して新生タンパク質の合成を検出する、迅速で高感度、無毒性、非放射性の方法を提供します。Click-iT AHAを培養細胞に添加すると、アミノ酸が活性タンパク質合成中にタンパク質に取り込まれます。取り込まれたアミノ酸の検出には、アジドとアルキンの間の化学選択的ライゲーション、すなわち「クリック」反応を利用します。この反応では、アジド修飾タンパク質がAlexa Fluor 488 Alkyneによって検出されます。
図5.Duplicateで行ったDose responseカーブ。U-2 OS細胞をアニソマイシン(17 pM–1 μM)、シクロヘキシミド(85 pM–5 μM)、またはピューロマイシン(1.7 nM–100 μM)中でL-メチオニンフリー培地と50 μM Click-iT AHAで30分間処理しました。細胞を洗浄、固定、透過処理し、Alexa Fluor 488 alkyneを用いたクリック反応に続いて新生タンパク質合成を検出しました。Thermo Fisher Scientific Cellomics ArrayScan VTI platformを用いてイメージングおよび解析しました。
製品 | Click-iT Protein Enrichment Kit, for click chemistry capture of azide-modified proteins |
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ターゲット | 新生タンパク質合成 |
リードアウト | タンパク質は、「クリック」ケミストリーを使用して合成中にタグ付けされる |
フォーマット | スピンカラム |
製品番号 | C10416 |
Click-iT Reaction Buffer Kitは、アジドまたはアルキンでタグ付けされた生体分子で標識されたタンパク質または細胞サンプル用に最適化されています。
製品 | アプリケーション |
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Click-iT Cell Reaction Buffer Kit | フローサイトメトリー、蛍光顕微鏡、またはハイコンテントスクリーニング(HCS)の分析用、0.5 mLの反応量で50回反応分 |
Click-iT Protein Reaction Buffer Kit | 標準的なタンパク質生化学分析(ウェスタンブロット、質量分析など)用に、タンパク質のクリック反応を実施。 |
サンプルやアッセイの調製から、染色、ラベリング、データ解析まで、イメージングのニーズに適したプロトコルです。
試薬、抗体、時間を無駄にすることなく、細胞の染色結果を視覚化できます。
デュプリケートで実施された用量応答曲線 U2-OS細胞をL-メチオニン不含培地および50μM Click-iT® AHA 中、アニソマイシン(17pM~1μM)、シクロヘキシミド(85 pM~5μM)またはピューロマイシン(1.7nM~100μM)で30分間処理した。 細胞を洗浄、固定、浸透処理し、新生タンパク質合成をAlexa Fluor® アルキンを用いたクリックケミストリーによって検出しました。 イメージングと分析はThermo Fisher Scientific Cellomics® ArrayScan® VTI細胞イメージアナライザーを使用して行いました。
Click-iT® GalNAz糖タンパク質標識化試薬を用いた<283>テトラヒメナ(Tetrahymena pyriformis) の染色 Image-iT™ Fixation/Permeabilization キットを使用した固定浸透処理に続き、EdU-含有DNAをAlexa Fluor® 488 アジド、さらにGalNAz-含有細胞成分をAlexa Fluor® 555 alkyneでラベリングした。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.