PCR実験に必要不可欠なもの

PCR実験の概要

当社では、PCRのあらゆるステップをカバーできる幅広い製品と革新的なソリューションを提供いたします。 上のタブをクリックすると、Life Technologiesがどのようにしてお客様のPCR研究を強化できるのか、さらに詳しく見ていただけます。

オリゴとプライマーのデザイン

オリゴヌクレオチドは今日の多くの生物学的研究にとって出発点であり、ターゲットとする塩基配列や遺伝子を増幅させるポリメラーゼ連鎖反応（PCR）の主要な構成要素です。 PCRのプライマーがターゲットと隣り合う特定の配列にアニーリングし、サンプル中の他の配列にはアニーリングしなければ理想的です。 プライマーのデザインが不十分であると、ターゲット以外の配列が増幅されることがあります。

アプリケーションに適したオリゴを選択する方法 >

Life TechnologiesのInvitrogen™カスタムDNAオリゴは、お客様の仕様に合わせて調製する合成オリゴヌクレオチドで、PCRやシーケンシングから遺伝子検出用プローブまで広範囲のアプリケーションにご利用いただけます。

カスタムDNAオリゴを注文する>

PCR 酵素

PCR用熱安定性DNAポリメラーゼの選択肢は広範囲に渡るため、どの酵素がご自分のニーズに一番合っているか判断が難しいことがあります。 PCR酵素選択の鍵は、PCRセットアップ中に生じうる問題を理解し、アプリケーションに最適な酵素を選択する方法を知ることです。 では、始めましょう。

PCR酵素の基本を理解しましょう>

お客様に最適なPCR酵素は？
Life Technologiesでは、お客様が研究に求める柔軟性を満たす高品質のPCR酵素と試薬を幅広く取り揃えております。 AmpliTaq®、AmpliTaq Gold®、 Platinum® Taq、AccupPrime™、 Platinum® Pfxなど、お客様にご信頼いただいているInvitrogen™製品とApplied Biosystems®製品を擁するLife Technologiesには、PCRの成功に必要なものが揃っています。

逆転写酵素

逆転写は、逆転写酵素が媒介する1本鎖DNA（相補DNA、cDNA）合成で、1本鎖RNAを鋳型として使用します。cDNAは、PCRによる増幅、cDNAライブラリの作製、または定量的PCR（qPCR）を行うときに鋳型となります。

高品質の完全長cDNAを高い収率で得るためにきわめて重要なことは、逆転写およびcDNA合成に適した酵素を選択することです。

逆転写酵素の基本>

お客様に最適な逆転写酵素は？
Life Technologiesでは、お客様の研究ニーズを満たす高品質の逆転写酵素を幅広く取り揃えております。 お客様の実験に必要な柔軟性を満たすさまざまなcDNA合成キットおよび単品酵素を取り揃えております。

DNA電気泳動

PCRフラグメントの同定、定量および精製に、なぜ電気泳動（PCRを素早く確認するための高速で高感度なE-Gel®電気泳動システムなど）が広く使用されているのかをご説明しましょう。

DNA電気泳動について詳しく知る>

アガロースゲル電気泳動に使用できるツール
PCRフラグメントの分離には、今日でもアガロースゲル電気泳動が最も広く使用されています。その理由は、この方法がシンプルで毒性がなく分離範囲が広いからです。 Life Technologies offers convenient reagents for agarose gel electrophoresis, including hassle-free, precast E-Gel® agarose gels and UltraPure™ reagents to cast agarose gels yourself.

アガロースゲル電気泳動製品をすべて見る>

Agarose Gel Electrophoresis Tips & Tricks >

クローニング

最終的な目標が機能の解析であってもタンパク質の発現であっても、分子生物学のほとんどの研究にとってクローニングは重要な技術です。 実験に適切なクローニング法の選択には、DNAフラグメントのサイズ、下流の解析の種類、時間、予算などさまざまな要素が影響します。

クローニング入門>

クローニング実験に使用できるツール
クローニングの時間を短縮し手順を簡略化するために役立つ当社の革新的なキットと試薬をご使用いただくことで、クローニング実験のすべての段階で信頼性と再現性の高い結果が得られることをお約束します。 実験を開始される前に、Vector NTI® Softwareを使用してクローニングコンストラクトをin silicoでデザインし、表示することもできます。
制限酵素クローニング、ライゲーションクローニングからパワフルなTAクローニングやTOPO®クローニングといったソリューションまで、当社ではお客様のクローニングの成功に必要なすべてのものをご用意しております。

クローニング法の選び方 >

Transformation

クローニング反応がうまくいき、ターゲットとするDNAフラグメントまたは遺伝子がベクターにクローニングされた後、一般に形質転換プロセスを使用して組換えプラスミドDNAを細菌株に導入します。自然形質転換能を持つ細菌株もありますが、人工的手段で形質転換できるようにすることもあります（これをコンピテント細胞と呼びます）。

形質転換についてさらに詳しく知る>

アプリケーションに最適なコンピテント細胞を選択する方法
Life Technologiesは、形質転換を確実に成功させる手段として、経済的なSubcloning Efficiency™ DH5α™ Chemically Competent Cell、効率が高く短時間で増殖するOne Shot® Mach1™ T1R Chemically Competent Cellなどさまざまなコンピテント細胞を目的に合ったフォーマットでご提供します。 さらに、不安定なDNAのクローニングや1本鎖DNAの生産など特殊なアプリケーションに適したコンピテント細胞もご用意しております。

アプリケーションに適したコンピテント細胞を選択する方法を知りたい>