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遺伝的不安定性は、幹細胞の長期培養において広く認識されている問題です。幹細胞のゲノム完全性を維持するためには、細胞培養を迅速かつ継続的にモニタリングすることが極めて重要です。このプロセスは、研究の進展を確実にするための不可欠な要素となります。当社の染色体分析サービスは、アレイベースのApplied Biosystems™ CytoScan™ HT-CMA 96F Assay Kitを活用し、従来の染色体G-band分染法に代わる効果的な方法を提供します。このアッセイキットは、ヒト初代細胞および幹細胞集団の染色体異常を正確かつ費用対効果の高い方法で検出します。
KaryoStat+サービス対一般的なG-band | ||
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サービス | KaryoStat+染色体分析サービス | G-bandingにより核型分類 |
スケジュール: | 4週間以内 | 4週間以上 |
サンプルフォーマット | 凍結細胞ペレット | 生細胞の培養が必要(初期のメタファーゼ) |
分解能 | >1 Mb | >5~10 MB |
ヒト胚性幹細胞(hESC)株の長期培養と人工多能性幹細胞(iPSC)のリプログラミングは、染色体異常の蓄積とコピー数変異と関連することが知られています。そのため、主要な染色体異常がないことを効果的に検証することは、幹細胞研究における重要な品質管理プロセスの一つになります。
図1.KaryoStatサービスは、G-band分染法に代わるアレイベースのサービスであり、染色体異常を正確に検出するための全ゲノムカバレッジを提供します。
KaryoStat+染色体分析サービスの一部として、サンプル中に検出された染色体異常を視覚的に概説する全ゲノム図(図2)を含む包括的なレポートをお送りします。さらに、サンプルに検出された染色体異常の詳細を記載したデータファイルをお送りします。
図2. KaryoStat+染色体分析サービスレポートの一部として提供された全ゲノムビューの例。全ゲノムビューには、コピー数の表示とともに、全ての体細胞染色体および性染色体が1フレームに表示されます。右のY軸はマイクロアレイ上のプローブのシグナル強度を示し、値はコピー数のステータスを示します:正常なコピー数状態(CN=2)、染色体ゲイン(CN=3)、染色体損失(CN=1)。
注意事項:平日(土日祝祭日、12月29日から1月4日までの期間および当社の別途指定する休日を除く)、当社の営業時間内(9:00~17:30)に到着日時をご指定の上、お送りください。
〒143-0004 東京都大田区昭和島2-4-3
ライフテクノロジーズジャパン株式会社 羽田事業所 サービスラボ 201
TEL : 03-5753-3006
発送いたしましたら、当社受託サービスまでメールでお知らせください。その際に以下の情報と電子ファイルをご提供ください。
CUBCharacterizationServices@thermofisher.com
「受託解析用確認書」
「Sample ID Form」
「該非判定情報のご回答依頼書」
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.